【働き方】在宅勤務について考える。在宅勤務を5年経験して感じたメリットとデメリット

私は今は派遣社員です。通勤電車にもまれながら会社に行っています。
前職では在宅勤務でした。

最近では在宅勤務を導入している会社が増えてきました。「在宅勤務」その字のとおり「在宅で勤務する」何だか憧れますよね。私もずっと憧れていたので、在宅勤務で就職した時には飛び上がるほど嬉しかったです。

在宅勤務を経験して感じたこと

社員数12名のベンチャー企業、職種により在宅が許されていた会社での在宅勤務で感じた事です。

在宅勤務のメリット

1. 通勤時間がない!満員電車に乗らないでも良い!

これが最大のメリットです。
仕事が進んでいなければその分仕事するもよし、仕事が順調ならその分寝るもよし。満員電車とはさようなら〜。

2. 仕事の合間に家事ができる

「昼過ぎから雨がふるかもしれません」なんて天気予報でいわれると、通勤だと軒下に干すか、浴室乾燥で乾かすか、洗濯を諦めますよね。しかし在宅勤務なら心配無用〜。洗濯物をとりこめるので、外に干せます。夏なら昼過ぎまで干せば十分乾いていました。

3. 子供の急なお迎えに対応できる

保育園から「お熱が出たのでお迎えお願いします」のつら〜い電話。通勤なら帰るときに「すみません、すみません」など言いながら小さくなって帰宅することが多いです。しかし在宅なら迎えにいって、子供が寝ているならその間に仕事、昼間できなかった仕事は夜に…など時間調整ができます。

4. 残飯処理ができる

お昼は冷蔵庫にある残飯処理ができて、うっかり食べる前に腐らせた、野菜がしなびれた…なんてことがありません。

5. 洋服を買わなくてよい

出掛けませんから服は少なくてすみます。保育園のお迎えはジーンズに上はちゃちゃっと着れば何とかなるので、服代があまりかかりません。但し、女子力はなくなります。

6. お腹をこわしても安心

これは私だけかもしれません(笑)
お腹の具合が悪いとき、会社でトイレに行くの嫌じゃないですか?私は安心してトイレに行けないタイプです。お恥ずかしい話しですが、うっかり音が出てしまったら…と思うと気になって。在宅なら安心してトイレに行けます(笑)

在宅勤務のデメリット

仕事とプライベートの区切りがなくなる

何時から何時は仕事、それ以外は一切しないと決めていれば大丈夫ですが、かなり理解のある会社でなければ、むずかしいと思います。さぼっていると思われたくないために、必死に仕事はこなします。

私は昼に看病などで仕事ができなかったから夜に作業して上司に連絡する…これをしていく内に、夜にも作業の依頼が来たりするようになりました。結果、仕事とプライベートの区切りはなくなりました。

太る

家で仕事をしていると、ついついお菓子を食べてしまします。これは私の意思の弱さかもしれませんね(笑)

デメリットを思い出そうとしたのですが、あまり見つかりませんでした。しかし、「仕事とプライベートの区切りがなくなる」この一つだけで6つのメリット分に値するくらいのデメリットでした。

私の場合、トータルすると定時で帰る通勤の人よりも仕事をしている時間が長かったです。夜にしたり休みにしたり、家にいると、家事育児をしている以外はずっと仕事をしていたイメージです。そしていつ仕事の連絡がくるか、気にしながらいつも過ごしていました。

スポンサーリンク

理想の在宅勤務を手に入れるために

一番の理想はフリーランスになることです。自分の仕事は自分でとり、働き、稼ぐ。全て自分で決めて進める。仕事がなければ稼ぎはゼロになるのでリスクはありますが、私もいつかは…なんて思ったりします。

会社に雇われて在宅勤務を選ぶ場合、仕事が大好き!ご飯食べる時以外はずーっと仕事をしていたい!という人はどこの会社でもやっていけると思います。しかし私のように仕事も好きだけど、プライベートも大事にしたい!という人は会社選びは慎重にしましょう。

体勢の整っている会社

在宅勤務の体勢がきちんと整っている、通勤でも働きたいと思える会社を選びましょう。

導入に対して決まり事や制度がなく、「この仕事なら家でもできるから在宅でもいいですよ」と始まった場合、通勤勤務でいうと「毎日残業で帰れない」「今日も終電」になる可能性が高いです。しかし、目の前でその姿を見られていないため、その努力は伝わりません。そしていくら残業しても残業代は出ません。

人間関係も大切

「在宅だから会社の雰囲気は悪くてもいいや、会わないから関係ないし。」などと思わずに会社の雰囲気も大切にしてください。会社に所属していると、その会社からお給料はいただいています。在宅勤務であろうと「報告連絡相談」は発生します。「報告連絡相談」する相手は誰ですか?会社の人です。

会社の雰囲気が良くないという事は上司が嫌な人なのか、社員に性格の悪い人がいるのか、何かしら人間関係のトラブルがあります。離職率が高い会社は自分自身もその一人になるのか、我慢して働いてあっという間に古株になり責任がどんどん増えるのかどちらかです。後者になると仕事はエンドレスです。

在宅勤務は会社にとっても社員にとっても私は素晴らしい制度だと思います。ただ、使い方を間違えるとお互いにとって不利益しかありません。今はまだ体勢が整っている会社はごく一部です。これからどんどん浸透していくといいですね。

私は今まだ派遣社員で子育て中心の生活の生活ける予定です。在宅勤務に派遣社員、ライフスタイルで選んで素敵な仕事をしていければ最高です!
> 正社員から派遣社員へ。40代にして初めて派遣社員になって感じた特権