家族で、エキスポシティ大阪にある「ニフレル(nifrel)」という生きているミュージアムに行ってきました。
行く前にニフレルについて調べてみると、「ニフレル つまらない」「ニフレル かわいそう」「ニフレル つまらない」なんて、気になる口コミを発見しました。
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ニフレルとは、水族館と動物園と美術館?
ニフレルは「海遊館」がプロデュースした「生きているミュージアム」です。水族館、動物園、美術館のジャンルを超えて、まるでアートを楽しむかのように、生きものや自然の魅力を身近に楽しめる工夫を凝らした施設です。
海遊館は太平洋を中心とした周辺地域の環境をダイナミックな手法で再現して疑似体験する施設で、大きな水槽がメインにあります。一方、ニフレルでは小さな生きものに注目し、より身近に生き物を楽しむための工夫がされているんです。
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ニフレルはひどい、つまらない、かわいそうって本当?
「ニフレル ひどい」「ニフレル かわいそう」「ニフレル つまらない」はどうやら、
- 狭くて楽しめない=ニフレルはひどい
- せまいところにいる動物がかわいそう=ニフレルは動物に対してひどい
- 動物(生き物)にさわれない=ニフレルはつまらない!
けれど反対に「楽しかった」という口コミもあります。色んな口コミは気になるけれどいざニフレルへ!!
ニフレルは狭くてひどい?
ニフレルは広くはないです。けれど、狭くて楽しめないほど狭くはないです。
ニフレルの延床面積は約7,200平方メートル(2,180坪)!甲子園球場のグラウンド面積が約13,000平方メートルなので、ニフレルの延床面積は甲子園球場のグラウンドの半分強の広さになります。
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ニフレルの待ち時間、混雑状況
団体のお客さんの予約状況にもよりますが、午前中は混みあうことが多いようです。午後からの方が比較的ゆっくり見れるみたい。
私と次男はお盆休み期間の午後14時半頃入場しました。お盆休みなので午後でも人は多かったですが、入館が待たされたり、見たい生き物を全然見れない!なんてことはなかったです。
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ニフレルは動物に対してひどい?
「狭いところにいる魚や動物がかわいそうでひどい」は、それを言ってしまうと自宅で金魚は飼えないような…ペットショップにいる魚も動物もみんな可哀想になってしまいます…。
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ニフレルはつまらない?
これは、ニフレルは生き物に触れることができる(~にふれる)、と思って行ったのに、実際には触れなかったのでつまらない!となっているんだと思います。
ニフレルは生き物たちに触れるのではなく「感性に触れる」がコンセプトです。生き物に触れることは禁止されています。
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ニフレルを口コミレポ!
ニフレルでは今までの水族館・動物園のように「地域」や「気候」で見せるのではなく、「色彩の多様さ」「行動の多様さ」「形態の多様さ」など、生きものが持つ個性をテーマ別に分けています。
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いろにふれる
入場するとまずは色とりどりのお魚をみることができます。
▲ヒメハナギンチャク。光の色で艶やかです。▲
▲キイロサンゴハゼ。黄色い体は毒をもっているんですって!▲
わざにふれる
わざを持っている魚をみることができます。
▲テッポウウオ。口腔内の水を口から噴き出し、水鉄砲を撃つすがたを観察できます▲
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▲アカエイ。尾部には毒針を持っています。子供たちは順番に下からじっくりと観察!▲
すがたにふれる
ニシキアナゴ。上半身は流れに向かってエサを待っています。
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▲ダイオウグソクムシ。生物の死骸などを食べます。少食なのがびっくり!▲
WONDER MOMENTS(ワンダーモーメンツ)
アーティスト・松尾高弘氏による宇宙から星を眺めるような神秘的な空間アートが体験できます。水の彫刻や花木、宇宙などが球体に描かれ、光のシャワーが降り注ぎます。
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▲上からも見れます▲
かくれるにふれる
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▲フトアゴヒゲトカゲ。昼は木の枝や岩の上で日光浴をして身体を温めます▲
じっと見ていると枝がフトアゴヒゲトカゲに見えてきました。夜は、夜は岩や草木の間で過ごすそうなので、閉館後は移動するのかな?
▲オニダルマオコゼ。沿岸のサンゴ礁・岩礁域に生息し岩などに擬態します▲
みずべにふれる
みずべにふれるエリアでは絶滅危惧種としてワシントン条約で厳重に保護されているミニカバが見れます。成長すると体長1.7m、体重270kg!大きい!!
そんなミニカバに2019年2月21日に赤ちゃんが生まれました!毎日、午後3時まで会うことができます。
ミニカバの名前はタムタム
▲お母さんにくっついて動いてめちゃくちゃ可愛かったです!▲
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ホワイトタイガーの名前はアクア
▲お休み中でした☆▲
私たちが行ったときはお休み中なのか、動かずでした。ホワイトタイガーは主に薄明薄暮時に活動するそうなので、閉館後に動き出すのかな?!
うごきにふれる
▲ワオキツネザル。慣れているのか、たくさんの人が側にいてもマイペース▲
近くで見れますが、触るのは禁止です。「動物がびっくりするので触らないでください。」とのことです。
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▲たくさんのケープペンギンに会えました▲
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つながりにふれる
生きものや自然の魅力を映像で楽しみます。
一番前にゆっくり座ってみるのがおすすめ!次男は映像が終わってももう一度観ていました。言葉がなくても映像だけで楽しめます。
私たちが行ったときは、ミニカバ「タムタム」のとっても可愛い写真展でした。タムタムはお母さんにもニフレルの職員さんにも大切に大切に育てられている様子が見れましたよ♪
ご飯を食べるところはある?お食事情報
ホワイトタイガーのすぐ近くにカフェEAT EAT EATがあります!
生きものと一緒の空間で〝ピクニック〟気分!非日常を味わえます。カフェの存在自体が非日常でした。笑
お食事時間ではなかったので利用している人は少なかったですが、ピクニック気分にぴったりのメニューでとっても美味しそうでした。
食べる水
後から知って後悔したのが、EAT EAT EATで食べる水を買わなかったことです!
生命にとって不可欠な“水”を新体験できる不思議な「食べる水」が数量限定で販売されています。お値段250円(税込)!ぜひ食べてみてください!
お土産物屋はグッズが豊富
たくさんの人で賑わっていました。ニフレルでしか買えないものもいっぱい!お友達だけでなく自分へのお土産もいいですね!
▲大きいホワイトタイガー14万円!▲
▲タムタムのいちごクリーム大福850円▲
▲ニシキアナゴのスティックゼリー650円▲
▲チョコボール5個パック入 580円▲
▲和ニフレルまんじゅう750円▲
▲ハイチュウ ニフレルバージョン600円▲
所要時間はどれくらい?私の滞在時間
ニフレル公式ページには1時間~1時間半くらいで見学する人が多いとあります。
そして私と次男の滞在時間は1時間半でした。次男は興味のある生き物はじっくり観たけれど、素通りした生き物もたくさんいます。なのでひとつひとつじっくりと観察する場合はもっと時間がかかると思います。
ニフレル(NIFREL)の施設情報
住所 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 EXPOCITY内ニフレル |
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電話番号 | 0570-022060(ナビダイヤル)受付時間9:30~20:00 |
営業時間 | 10:00-20:00(最終入館は閉館の1時間前まで) ※季節により営業時間が変更になる場合有り |
定休日 | 年中無休、ただし年に1回設備定期点検のための臨時休業が有り。 |
入場料金 | 大人(高校生/16歳以上)2,000円/1名 こども(小・中学生)1,000円/1名 幼児(3歳以上)600円/1名 夕方17時以降(大人)3700円/2名 |
クレジットカード | 利用可(VISA、JCB、MASTER) |
電子マネー | 使用不可 |
喫煙について | 喫煙不可。喫煙する時はEXPOCITY内の所定の場所の利用になります。 |
ペットの入場 | ペットの入場は不可。但し、盲導犬(聴導犬、介助犬含む)は一緒に入場できます。 |
ベビーカー置場 | 入館するとすぐにベビーカー置場があります。ベビーカーのまま見学するのも可能です。 |
駐車場 | ららぽーとEXPOCITYの駐車場(立体駐車場Aと地下駐車場)が一番便利(30分ごとに200円) 利用代金によって駐車料サービス有 |
最寄駅 | 大阪モノレール 万博記念公園駅「徒歩約2分」 |
アクセスマップ
再入館(再入場)について
当日に限り何度でも再入館(再入場)が可能です。
但し、再入館の受付は19時までになります。再入館する場合は出口改札スタッフに手の甲に透明のスタンプを押してもらってから外に出ます。
まとめ
ニフレルは入館する前は「こじんまりした水族館・動物園」かな?なんて思っていましたが、入ってみるとそれぞれのエリアで楽しみがあって、思っていた以上に楽しい施設でした!また、楽しみだけでなく感動もあり、また行きたいなと思ってます。
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