息子がサッカー推薦で寮生活のある高校に進学することを決めたとき、事前にいろいろと調べましたが、実際の生活が見える情報は多くありませんでした。
特に「入ってからどう感じるのか」「生活はどのくらい大変なのか」といったリアルな部分は分かりにくく、不安を感じることもありました。
この記事では、高校2年生の子どもが実際に寮生活をしている立場から、入学後に感じたことや、想像と違っていた点などをまとめています。
これからサッカー推薦での進学や寮生活を考えている方の、ひとつの判断材料になればと思います。
なお、この記事はあくまでわが家が経験した一例であり、すべての学校やチームに当てはまるものではありません。
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サッカー推薦で寮生活を選んだ理由
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サッカー推薦で寮生活を選んだきっかけは、所属していたクラブチームの監督からの紹介でした。現高校の監督とつながりがあり、「練習会に行ってみたらどうか」と声をかけてもらったことが始まりです。
実際に練習会に参加してみると、現監督からも声をかけていただき、本人も雰囲気を気に入ったようで、そのまま進学を決めました。
仲の良い友達にも同じような進路を考えている子がいたこともあり、他県での寮生活に対して大きな抵抗はなかったようです。
実際に寮生活が始まって感じたこと
実際に入学してみると、「思っていたのと違う」と感じることがいくつも出てきました。
生活面で感じたギャップ
生活面で大きく感じたギャップは、主に次の点です。
- 食事の量が足りない
- 子どもの様子が見えにくい
- 体調不良や怪我のときの対応が分かりにくい
- 寮内の様子が見えない不安
このり
学校のアプリで欠席を知ったり、後から怪我をしていたことを知ることもありました。
さらに、寮内の様子や人間関係についても見えにくく、「どんな環境で過ごしているのか分からない」という不安は想像以上に大きいと感じています。
サッカー面での現実
息子のチームは、寮生と地元生が半々ほど在籍しています。
入学前は「平等に評価してもらえる」と考えていましたが、実際に見てみると、地元生との関わり方や情報量に差を感じる場面もありました。
実際に公式戦を観に行った際も、出場しているのは地元生が中心で、寮生の中には悔しい思いをしている子もいると聞きました。
また、地域のサッカー関係者同士のつながりが強いと感じる場面もあり、入学してから初めて見えてきた部分でした。
親として感じたこと
寮生活になると、親が関われる範囲は大きく変わります。
サッカー部の役員は地元生の保護者が中心で、寮生の保護者との間に情報の差を感じることもありました。
年に2回ほど保護者が集まる機会はありますが、寮生の保護者に向けた説明の時間は多くなく、監督やコーチと直接話す機会も限られています。
そのため、「現状が分からない」「どこまで関わっていいのか分からない」と感じることが多く、距離の遠さを実感する場面もありました。
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寮生活で困ったことと対策
寮生活が始まってから、想定していなかった困りごともいくつか出てきました。ここでは、実際に感じたことと対応についてまとめています。
食事が足りない問題
入学後すぐに、寮の食事だけでは足りないことが分かったため、炊飯器を用意し、お米を送るようにしました。
現在は、1ヶ月に約4kgほど消費しています。
そのほかにも、肉や納豆、ブロッコリーなどは本人がスーパーで購入しているため、毎月必要な分を口座に振り込んでいます。
体調管理・コンディション
自主的にトレーニングをしたいということで、ダンベルやトレーニングマット、マッサージガンを用意しました。
プロテインはチームから支給がありますが足りないため、別途送っています。
また、体調管理のために果物を送ることも増えました。
親ができるサポート
寮生活で親ができるサポートは、「足りない部分を補うこと」だと感じています。
食事や生活面で不足が出ないように、必要なものを送ったり、無理な節約をしなくて済むように調整しています。
また、子どもから連絡が来ることは多くないため、こちらからLINEを送ったり、電話で様子を聞いたりしています。
小さな変化にも気づけるよう、意識的に関わることが大切だと感じています。
寮生活のメリット・デメリット
【メリット】
- 身の回りのことを自分で行うため自立につながる
- 簡単な料理ができるようになる
- 親子の距離が適度に保たれる
- お金の使い方を考えるようになる
- 子どもにとって財産になる経験ができる
- 寮生活の経験が評価される場面もある
- 練習や試合後もやることが多い
- 周囲の環境に影響を受けやすい
- 学校やチーム内の様子が見えにくい
- 想像以上にお金がかかる
- 必要なものを急に連絡してくるため対応に困ることがある
これから寮生活を考えている方へ
寮生活の環境は学校によって大きく異なります。
実際に、息子の友人が進学したチームでは「食事は十分」「情報共有もある」といった話を聞くこともあり、学校ごとの差は大きいと感じています。
一方で、どの環境にもそれぞれの課題はあり、すべてが理想通りというケースは少ないのかもしれません。
そのため、入学前にできるだけ情報を集めておくこと、そして入学後に起きた問題にどう対応していくかが大切だと感じています。
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