先日、小2の長男が骨折しました。…というか、正しくは「足の指にひびが入っています。と診断」されました。
学校でお友達に思いっきり足の指を「ダンッ」と踏まれ、その痛みがひどく歩くのも大変だと下校後の電話で言ってきました。
このり
記事を流し読みする
小学校で子供が足の指を骨折と診断されるまで
子供からの電話で急いで仕事から帰り、帰宅後でも行ける整形外科を探して連れて行きました。そのクリニックしか間に合わなかったため、始めて行く整形外科です。クリニックに入ると空いているのが少し気になりました。
- まずは痛い足の指(中指)を指差しながら怪我した経緯を説明
- 医師の診察
- レントゲン撮影
- レントゲンを見ながら医師から診断を聞く
足の指にひびがはいっている診断を聞く
「骨にひびが入っています。(レントゲンを指差しながら)お母さん、ここです!骨にうっすらスジが入っていますね。これが骨のひびです。」
このり
※シーネ固定とは、アルミニウムや石膏、グラスファイバーなどで作られている固定するための添え木をテープや包帯などで固定し患部の動きを制限することをいいます。ギプスのように完全に固めてしまわないため圧迫されにくく、また着脱することも出来ます。
骨折の処置をうける
早速光を当てて、先生に呼ばれていざ処置です。
「あれっ?!○○君、痛いのこの指だよね?薬指だよね?」
長男
全員沈黙に。。。
骨折じゃないのかも?
気付いていませんでしたが、レントゲンを見ながら先生が指していたのは痛くない薬指だったんです…。
「あーーー確かにここも怪しいんですよね。子供の指は小さいから分かり辛いんですけど。中指もひびがはいっている可能性がありますので、2本とも固定しましょう!」
先生の処置を見ながら、私と長男はポカーンとしてしまいました。
ホントに骨折?セカンドオピニオンを受ける
翌日受診のために、ママ友に整形外科のリサーチをしました。インターネットの病院の口コミも参考になるけれど、やっぱりリアルな口コミが一番です。
教えてもらった整形外科へ行くと、前回の整形外科と違って混んでいます。私は知らないクリニックでしたが、どうやら評判の整形外科のようでした。
打撲の診断をうける
そこで怪我の経緯、前日の診察の経緯をお話しし、レントゲン撮影、その後レントゲンを見ながら医師から診断を聞きました。
「打撲ですね~!中指も薬指もひびはいってませんよ!2.3日で痛みが引くと思うので痛みがひいたらサッカーしても良いですよ〜。レントゲンのこの線をひびと間違えたのかな?笑」
あっさりと打撲の診断!骨のひびは全く考えられないようでした。そして、先生の言った通り、3日後にはすっかり痛みはなくなりました。
診察で注意すること
今回、最初の整形外科クリニックは、唯一受付が間に合ったクリニックであること、開院して間もないクリニックで評判が分からなかったこと、行ったらすぐに受診できたことが不安でした。
しかし診断を間違えた先生は、親切丁寧な話し方で良い印象!そのため指の間違えがなければ疑問に感じず通院を開始していたと思います。打撲ですぐ治る指に、骨折の早期回復の効果が期待できる”光”を当てに行っていたかもしれません。
セカンドオピニオンは大切です!
でも、さすがに痛みが2.3日で全くなくなったら途中で、「ほんとにひびはいっているのかしら?」と疑問に思ったと思うんですよね。
そんな時にお医者さんを信じるのか?自分の疑いを信じるのか?正しい診断のおかげで、長男は4日後にはサッカーに行けました。もし骨折の診断を信じていたら、3週間は安静にしていたでしょう。無駄な3週間を過ごさなくて良かった!
このり
学校への連絡は?
翌日の体育を休むために一応学校へも連絡帳で報告しました。
たいした怪我ではなく、また踏んだ友達もわざとではないのでサラッとした報告です。踏んだ子はおそらく仲良しの友達で、長男が私にも名前を言わなかったので誰だったのか今も知りません。
「昨日、教室でお友達に足を踏まれて足の指を怪我しています。今日、再受診しますがおそらく打撲です。わざとではないので問題はありあません。体育をお休みでお願いします。」
「承知しました。お大事になさってください。」
以上で終了です!笑
重傷の場合や故意の怪我は慎重に報告しましょう
今回は軽い怪我で、わざとではなかったので軽く済ませましたが、重傷だったり、わざと踏まれたなんて場合はすぐに学校へ連絡してくださいね。
また、重傷で通院が長引く場合は、小学校内や登下校中の怪我はスポーツ振興センター「災害共済給付金」が支給される場合があります。
まとめ
- 診察に疑問があればセカンドオピニオンは大切!
- 骨折の診断が実際は打撲の場合もある
- 受診はなるべくかかりつけ医で受けましょう
- 重傷やわざとさせられた怪我の場合は学校へすぐに連絡しましょう
このり