サッカーを始めるのは何歳からがいい?年齢ごとのおすすめポイント

サッカーガイド

サッカーは、子どもに始めさせたいスポーツとしてとても人気ですよね。「何歳から始めると良いの?」と気になる親御さんも多いのではないでしょうか?

この記事では、サッカーを始めるおすすめの年齢や、年齢ごとに楽しく取り組む方法についてご紹介します。

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長男は小学2年生からチームに入り、2025年春から他県の高校にスポーツ特待での進学が決まりました。「このりみち」では、長男のサッカーを通じて経験してきた道のりの中で、調べても分からなかったことや、見つけられなかったリアルな情報を発信しています。

サッカーを始めるのは何歳からがいい?ベストタイミングは?年齢の目安について

サッカーを始めるタイミングに「これが正解!」という年齢はありませんが、だいたい4歳頃からボール遊びに親しんでおくと、無理なくサッカーの楽しさを感じられると思います。実際、4歳ころからサッカーチームやスクールに通うお子さんもたくさんいます。

もっと早く、2歳や3歳からボールと遊ぶ習慣を持つのも良いと思います。

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我が家の長男は保育園のころはほとんどサッカーボールを蹴ったことがなく、小学2年生で基礎もないままクラブチームに入りました。チームメイトは幼稚園や保育園のころからスクールに通っていた子が多かったため、最初はかなり差があったので苦労しました。

長男の経験から、4歳頃からボール遊びを始めるのが理想かな、というのが今の実感です。

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幼児期(4~5歳頃)からサッカーを始める

幼児期のサッカーは「スポーツ」というよりも、「遊び」として触れるのが理想です。その中に、サッカーの基礎的な要素が自然に盛り込まれていると良いですね。

もしパパが経験者なら、公園などで遊びながら少し教えてあげるのもいいですが、未経験の場合はサッカースクールに通うのもおすすめです。スクールやコーチとの相性もあるので、まずは体験教室に参加してみましょう。

我が家の次男は4歳から週1回サッカースクールに通い始めましたが、その後は水泳に夢中になり、現在もサッカーは週1回のみです。幼い頃から基礎を身につけたおかげか、週1回でも周りから「上手だね」と言われることが多いです。

4歳~5歳頃からサッカースクールに行くメリット

幼児期からサッカースクールに通うことにはいくつかのメリットがあります。

まず、ボールを蹴ったり追いかけたりしながら、サッカーの楽しさを早い段階で感じられることです。この時期はルールにこだわらず、まずは「ボールと一緒に楽しむ」ことが大切です。また、走ったり跳ねたりすることで、自然に体力やリズム感が身につき、サッカー以外のスポーツにも役立つ基礎が育まれます。

さらに、他の子どもと一緒にボール遊びをすることで、「みんなで遊ぶ楽しさ」も感じやすくなります。

もちろん、幼児期以降に始めても上達は可能ですが、長男が入ったチームでスタメンとして活躍している子は幼児期からサッカースクールやチームに通っていた子が多かったです。

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サッカーの開始年齢が早いメリットと注意点

幼いころから体を動かすことで、自然に体力や反射神経がしっかりと育ち、子どものころに身についた体力は、成長後もスポーツ全般に活かせます。また、試合や練習を通して自己表現力が豊かになり、「自分で考え、判断する力」も育まれるため、自立心の芽生えにもつながります

ただし、親が期待し過ぎるのはNG!何よりも大切なのは「無理なく続けられること」。最初から練習ばかりを詰め込むのではなく、楽しくサッカーと付き合える環境作りを意識しましょう。

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子どもが「またやりたい!」と感じることで、自然に次のステップへ進みやすくなります。

小学校低学年(6~8歳)でサッカーを始める

小学校低学年(6~8歳)からサッカーを始めると、少しずつルールやチームでの動きも理解できるようになります。

この時期から始めるのは遅いと感じることもあるかもしれませんが、練習すればぐんぐん伸びる時期です。

メリットがたくさんあるので、迷っているならぜひチャレンジしてみてくださいね!

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この時期はドリブルやパスなどの基礎技術を身につけるのに最適です。サッカーの基本動作を自然に楽しみながら覚えられます。また、チームでプレーする中で「協力する姿勢」も自然と身につき、サッカー以外の生活面にも良い影響を与えてくれます。

週ごとの練習が生活の一部になりやすいのもこの年齢の特徴。「サッカーの日が待ち遠しい!」と感じるようになる子も多いですよ。

年齢ごとのサッカーの取り組み方おすすめポイント

年齢に応じてサッカーに取り組むことで、子どもも楽しくサッカーに親しみやすくなります。次のステップで、年齢に応じた取り組み方を参考にしてください。

保育園児・幼稚園児(4~5歳):ボール遊びで体を動かし、遊びながら体験

この時期は、サッカーを「練習」としてではなく、「ボールと仲良くなる遊び」として楽しむのが一番です。

大人が子どもと同じ目線で一緒に遊ぶことが、サッカーを好きになる第一歩です。ボールを蹴ったり、転がしたり、ボールと遊ぶ時間をたくさん作ってあげましょう。

簡単なルールを入れた遊びを加えると、「やりたい!」という気持ちが自然に生まれやすくなります。パパやママと親子で楽しく、一緒にボール遊びをすることで、サッカーを「楽しいもの」として感じてもらえます。

スクールやチームでは、楽しみながらも基礎も身につけられるとベスト。試合でも失敗したことではなく、うまくできたことをたくさん褒めてあげてくださいね。

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小学生低学年(6~8歳):基本のドリブルやパスに親しむ

小学校に上がると、サッカーを通して友だちとの協力を楽しみながら、基本的な動きに触れられるようになります。

ドリブルやパスなど、シンプルな動きに取り組んでサッカーに慣れましょう。基礎を積み上げることで、ボールが思うように操れる楽しさを感じられるのがこの時期の魅力です。

また、この頃からサッカーチームやクラブチームに入る子も増えてきます。仲間と一緒にゴールを目指す喜びを味わうことで、サッカーがますます楽しくなり、サッカーに夢中になる子も多いですよ。

小学生高学年(9~12歳):技術的な練習を増やし、チームプレーを学ぶ

高学年になると、少しずつポジションの役割やチームでの動きを理解できるようになってきます。

試合の中で自分のポジションや役割分担を意識することで、サッカーへの理解が深まり、自分の役割に気づき始めると、目標ややる気がさらに増すことが多いです。

役割分担や戦術にも触れ始めると、勝敗に関係なく「仲間とやり遂げる」喜びを味わい、サッカーやチーム、仲間への愛着がさらに強まっていきます。また、体幹や基礎体力を意識したトレーニングにも取り組める年齢なので、成長期に合わせた身体づくりをすることで、中学以降のサッカー生活にも大きなプラスになります。

長男は小学校6年生から身体づくりのため、コーチに勧められてジュニア用のプロテインを飲むようになりました。

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子どもにとって最適なサッカー開始年齢を見つけよう

サッカーを始めるタイミングは、子どものペースに合わせてあげるのが一番です。

年齢ごとに無理なく進めていくことで、自然とサッカーの楽しさに目覚め、スポーツを好きになるきっかけがつかめるでしょう。親としては、子どもの「楽しい!」という気持ちを大切にしながら、サッカーとの出会いを温かく応援していけると良いですね。

チームやスクールを選ぶときは、指導方針とお子さんの相性が合っているかも大切なポイントです。体験入会でよく確認してから決めるのがおすすめです!

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